パリ2024オリンピックが終わり、日本は世界大会最多のメダル獲得でしたね。
すべての選手それぞれに言葉にならないほどの努力と、コメントに表しきれない思いやその道のりに何度も感動の瞬間がありました。
毎日寝不足でハピコの目の下には茶色いクマ🐻🐻が貼りついてしまいました(∋_∈)。。
今回はムヌールコンセイユ講師、有山さわ先生です。
有山先生は幼少期から親戚がたくさん集まる場面で、式次第を作って壁に貼って司会進行をしていたそうです。可愛らしい~!!と思わず叫びつつ、あ、だから今の仕事に繋がったのかな…と思いました。が、それだけではないんですよね。
『ムヌールコンセイユ』は能力検定振興協会ならではの資格で、いわゆる「ブライダル司会者」とは一線を画します。一般的なブライダル司会者は、ウエディングプランナーがプログラムを組み立て、新郎新婦とのヒアリングで全体イメージを掴み、本番でいかにスムーズにまとめ上げるかですが、『ムヌールコンセイユ』は司会者自ら新郎新婦(時にはご家族も)と対話により彼らの熱い思いを汲み取りながらプランニングします。その思いをぶらさず最高の宴を司る、一気通貫の「One Stop プランニング」。『ムヌールコンセイユ』は云わばブライダルの大黒柱です。
有山先生は小さな時から人前で話すことが好きだった、学生時代から司会業に関わってきた、とはいえ、悩みも多くこの仕事に真剣に向き合ったのはだいぶ経ってからのことだそうです。
「無難におさめる、無難にこなすということから振り切った。」と話します。
「ヒアリングを重ねて新郎新婦を誰よりも好きになってゆく。このふたりのために、おふたりの家族のために感動の瞬間、最高の思い出の瞬間を創りたい、そう思えるようになっていったんですよね。」澄んだ声でそう話す有山先生の言葉には、プロフェッショナルの強さと信念を感じました。
「その時の成功、満足感だけでは終われない。」
人にはそれぞれのストーリーがあって、それぞれの伝え方、伝わり方があるから、同じハッピーエンドは二つとないのですね。いくつもの幸せの宴で得た場面のひとつひとつが、有山先生のシンプルにグッとくる表現の力になっているのだと思いました。
これから学ぶ人、後輩のみなさんへメッセージを伺いました。
「諦めないで、辞めないで続けて欲しい。長く続けることで自分にとって確実にプラスになる。」
オリンピックのアスリートたちもメダルを取ったことはゴールではなく通過点だと言います。
翌日からまた次に向けてトレーニングが始まる。
有山先生にもそういうアスリート魂を感じたひとときでした。
ハピ子