雨上がりの今日は雲ひとつない秋晴れの日曜日。今日も様々な場所で笑顔が煌めいていると思うと幸せな気分になるハピ子です☺
好きなことを仕事にできる人はひとにぎりではないでしょうか。好きなことを仕事に繋げられたらものすごくラッキーですよね。一方で、苦手だなーと思っていることにチャレンジしてみたら意外にも好きに変わってしまった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は音響講師の廣川剛先生とお話しました。
廣川さんが音響の仕事に就いて8年目。学生時代から音楽が好きで憧れのアーティストの曲を聴いたりバンドを組んだり、音楽が日常にある生活だったそうです。少し人見知りの性格なので接客や人とのコミュニケーションに苦手意識がありました。音響の道へ進んだものの、方向転換して全く別の仕事をしたこともあったとか。だけどやっぱり好きな事で生活したい。音響の仕事は新郎新婦との打ち合わせや司会者、会場スタッフとの段取りなど本番前まで様々な人と関わります。廣川先生はスイッチを入れなおし苦手意識も『やってみれば何とかなる』と自分に言い聞かせて再チャレンジ!こうして今やプロのサウンドクリエーターとして活躍しています。
でも苦手なこと、どうすれば克服できるんでしょうか。
廣川先生の苦手克服は最初にやり切った時の『達成感』だったと言います。音楽を出すタイミングはいろいろありますが、例えば乾杯のとき。来賓の方にお願いする『乾杯』のご発声は、祝辞をいただいたあと、『乾杯!』のタイミングで音楽を流します。祝辞がとても心温まる素敵な内容だと思わず廣川先生も気持ちが入ってしまい、音を流すタイミングに思わず力が入ってしまったりして(笑)。絶妙なタイミングでみなさんの笑顔や涙や感動の瞬間を目の当たりにしたときの達成感が次への大きなパワーに。
たくさんの幸せの瞬間、音の彩りを添えて、みなさまの記憶に残る場面を創っていく、ウエディングの音響の仕事は緊張の連続ではありますが、他の仕事には代えられない『達成感』に満ち溢れています。
能力検定振興協会ではチャレンジする方、おひとりおひとりのペースに合わせた丁寧な指導で寄り添い、プロへの道へとしっかりサポートをしています。ご自身の『好き』からはじまるお仕事の一歩、苦手なことも克服するために踏み出す一歩、きっと輝かしい未来がその先にあるはず。廣川先生に最近の生徒さんについてお尋ねしました。
「みなさんものすごくポジティブで、物覚えが早く、こちらからアドバイスすることなどないくらいです。一緒に仕事するのが楽しみです!」
澄んだ青空にテイクオフする気持ちで、ちょっと目線を上にして私たちと新しいことにチャレンジしてみませんか。
ハピ子