——若松大佑さんが見つけた「好き」のその先——
こんにちは、ハピ子です。
結婚式と聞くと、まず思い浮かぶのは新郎新婦や、華やかなドレス、会場を彩る装花かもしれません。
でも、その一日を舞台の裏側から支えている人たちがいることをご存じですか?
今回お話を伺ったのは、ハセガワエスティでウエディングの音響をメインに学んでいる若松大佑さん。
「人の役に立つ仕事がしたい」
そして、
「音楽フェスなどが好きで、音響や照明の裏方スタッフになりたかった」
そんな思いから専門学校へ進み、音楽や音響について学んできた若松さんが、結婚式の音響に興味を持ったきっかけは、意外にも一人の参列者として参加した結婚式でした。
「結婚式のオペレーターもいいな」
そう感じたことに加えて、もともと人の笑顔を見ることが好きだった若松さん。
音楽が好き。
裏方の仕事が好き。
人の笑顔を見るのが好き。
その三つが重なって、現在の道につながっていきました。
「音を出す」だけではない、ウエディング音響の仕事
現在、若松さんが学んでいるのは、新郎新婦とのBGM打ち合わせや、さまざまな音響プラン、音響アイテムについて。
結婚式の音響というと、「決められたタイミングで曲を流す仕事」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし実際には、新郎新婦がどんな音楽を好きなのか、どんな結婚式にしたいのかを聞き、その想いを音楽に反映していくことも大切な仕事です。
お客様から「音響さんのおすすめはありますか?」と聞かれることも多いそう。
だからこそ、いろいろな楽曲を知っていることはもちろん、相手の話を聞く力や、会話を通して好みを引き出すコミュニケーション力も必要になります。
「音楽が好き」という気持ちが、仕事の入口になる。
でも、その先には「人と向き合う力」も待っている。
そんなところも、ウエディング音響の面白さなのかもしれません。
「簡単そう」が「難しい」に変わった瞬間
そんな若松さんにも、もちろん苦労した経験があります。
研修で先輩のオペレートを見ていたときは、
「とても簡単そうだな」
と思っていたそうです。
ところが、いざ自分が操作する側になると、「ミスしてはいけない」という緊張感が重くのしかかります。
何度も失敗し、落ち込むこともありました。
そんなとき、講師の先生からかけてもらった言葉があります。
「肩に気持ちが入っているから、リラックスしてやろう〜」
その一言で、若松さんの気持ちがふっと軽くなりました。
力が入りすぎていたことに気づき、落ち着いてオペレート。
そして、卒業試験は見事、一発合格。
できなかったことが、練習を重ねることで「できる」に変わった瞬間です。
仕事の舞台は「本番」。だからこそ、学ぶ意味がある
実際の結婚式では、音楽を流すタイミングを間違えない集中力も必要です。
同じ作業を繰り返していると、つい「流れ作業」になってしまうこともあるため、一つひとつの場面に集中することも大切だと若松さんは感じています。
そして、初めて担当した、音楽へのこだわりがとても強いお客様のオペレート。
かなり緊張したそうですが、無事に最後までやり遂げました。
その後、式に関わった方々からたくさんのお褒めの言葉をいただき、大きな達成感を味わったそうです。
「やってみたい」と思うだけでは、まだ仕事にはなりません。
けれど、「やってみたい」から学び始めることはできます。
そして、失敗しながらでも練習していけば、少しずつ自分の力になっていきます。
好きな音楽が、誰かの大切な一日をつくる
最近、若松さんが夢中になっているアーティストはFRUITS ZIPPER。
一方で、音響や照明などの「裏方を目指したい」と思うきっかけになったのは、バンドのRoseliaだったそうです。
好きな音楽を聴くことから始まって、音楽を支える側に興味を持ち、そして今は、誰かの人生の大切な一日に音楽を届ける仕事を学んでいる。
そう考えると、「好き」という気持ちは、思っている以上に大きな可能性を持っているのかもしれません。
ウエディング業界に興味はあるけれど、何から始めればいいのかわからない。
音楽が好きだけれど、それを仕事にできるのかわからない。
そんな方にこそ、若松さんの姿は一つのヒントになるのではないでしょうか。
最初から何でもできるはずはありません。
「音楽が好き」
「人を笑顔にする仕事がしたい」
「舞台の裏側を支える仕事をしてみたい」
その気持ちを胸に、まず一歩進んでみる。
当スクールではブライダルの現場と直結しているので、実際の仕事を知り、練習し、講師からのアドバイスをダイレクトにキャッチし、体感しながらできることを増やしていけるので、技術も早く身につきます。
好きなことを楽しく学ぶ。
結婚式は、たくさんの人の力でつくられる一日。
その中で、音楽によって会場の空気を動かし、ハッピーな気持ちで幸せな瞬間を支えている音響スタッフ。
若松さんがこれからどんな音楽を選び、どんな「音」で新郎新婦の一日を彩っていくのか。
これからの成長が、ますます楽しみです。
「好き」を仕事にしてみたい。
そんな小さな一歩から、未来は始まるのかもしれません。
ハピ子も、好きなお菓子作りをちゃんと学んでみようかなー♪
ハピ子